日本自転車振興会から補助金を受け、10月2日(木)・3日(金)に新潟県新潟市にて『第63回少年少女発明クラブ全国会議』が開催され、少年少女発明クラブの運営や指導に携わる約200名が全国各地から参加しました。

会議内容

10/2
・全体会議
・オリジナル工作キット紹介
・『知恵と技こども競技大会』当日課題研修
10/3
・テーマ別意見交換会
・全体報告会

全体会議

全体会議では、主催者・来賓挨拶のあと、新設クラブの紹介があり、愛知県内クラブでの新たな取組みの説明があったのち、本部報告を行いました。

オリジナル工作キット紹介

オリジナル工作キット紹介では各クラブが独自に考案したキット本体の展示と説明がありました。

その中からいくつかをご紹介します♪


千葉県・佐倉
少年少女発明クラブ
『僕の・私の秘密の箱』
愛知県・半田市
少年少女発明クラブ
『流れる光回路』
愛知県・知立
少年少女発明クラブ
『お金の消える貯金箱』
大阪府・大阪市日本橋
少年少女発明クラブ
『ビー玉運びロボット』
『紙コップすもうロボット』
兵庫県・神戸市
少年少女発明クラブ
『無限鏡』

『知恵と技こども競技大会』 当日課題研修

今年の3月に愛知県で行われた『知恵と技こども競技大会』で出された当日課題を実際に体験するため、2つの課題の研修が行われました。参加者は競技者側とジャッジ側に分かれ、順番に競技を行いました。

●課題A 「坂道を建設せよ!」

与えられた材料(パスタ、テープなど)を使って坂道を作り、様々な種類のボールを転がして高さや大きさの異なる3つの箱の中に入れる


→箱に入れることができたボールの数、坂道の長さ、創造性、チームワークなどにより得点が加算されます。

このチームはパスタの坂道の下に紙コップを置き、そこに粘土でドライバーを固定することで、坂道が安定するように工夫していました!


●課題B 「ヤジロベー」
第1部:
釣り合っていない天秤の紙皿が机の面に触れないように錘を紙皿に入れていく
第2部:
天秤の釣り合いを保ちながら、できるだけ多くの錘を紙皿に入れていく
→第1部をクリアできたかどうか、錘の数、創造性、チームワークなどにより得点が加算されます。
課題B 第2部(正解)
『釣り合いを保ちながらできるだけ多くの錘を入れる』

テーマ別意見交換会・全体報告会

2日目にはテーマ別意見交換会が行われ、下記の4つのテーマでクラブ間での意見が交わされました。

  1. 新規指導員の効果的な募集・育成法
  2. クラブ独自の指導方法等
  3. 多くのクラブ員を集めるための
    魅力あるクラブ作り
  4. 効率的なクラブ運営のノウハウ

意見交換会の後、全体報告会が行われ解散となりました。

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