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発明クラブ活動状況 - 東京都カテゴリのエントリ

 

8月最後の日曜日の8月28日に、第二回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト(チャレコン)町田地区大会を、東京都立町田工業高校の全面的なご協力を得て開催いたしました。 

 
高校の広い会場には、全長20mのコースが2レーン設置され、21チームの力作マシンが展示されるエリアが設けられました。当日、残念なことに1チームが参加できなくなり、今年の町田地区大会は20チームで行なわれました。 

 出席の受付を行なうと、マシンを準備して、まずは車検です!
マシンが規定の大きさ(長さ50cm、幅30cm、高さ30cm、タイヤ直径10cm以下)が守られているかを慎重に確認します。少しでも超えていたら規定に入るように厳しく指導が行なわれます。全長が1mm超えているチームがあり、ガイドローラーについているゴムを外して無事に車検合格となったマシンがありました。
車体の大きさが合格しても、指導員による質問があります。これに答えられないと車検が通らない!

 皆、真剣に耳を傾けて質問に答えていきます。
無事に車検に合格したらマシン展示場にマシンを飾ります。
全てのマシンの車検が終わったら、公式練習の時間です。出走順に全てのチームが本番コースを1往復程度だけ走らせます。公式練習はマシンの最終調整の貴重な場なのですが、マシン調整に忙しくて練習したいのに出来ない!と焦るチームもありました。
公式練習後、開会式です。
地区大会事務局の町田市少年少女発明クラブの会長から開会宣言が行なわれ、審査委員長からルールの説明がありました。 

 開会式のあと、いよいよ地区大会のレース開始です!
チーム名、マシン名、メンバー名がアナウンスされ、スタート準備。
コース脇の審判員が準備完了の白旗を揚げたら、レーススタートのカウントダウンが始まります!

 電動走行を行なう第一ステージの時間は30秒!
あっという間に時間が過ぎてゆき、気がつくと「5,4,3,2,1,終了です!」と容赦の無いアナウンスが入ります。
いきなり「終了です!」のアナウンスを聞いて緊張のあまり発電機を投げてしまう、、、、ということはさすがにありませんでしたが、誰もがとても緊張していました。
今年のチャレコンマシンは高速走行なので、昨年のように審判がマシンを追いかけることが出来ません。

 コース脇に5m間隔で高校生のお兄さんたちが計測員として立ち、「終了です!」のアナウンスのときにマシンがどこを走っていたのかを目で追いかけてコース上にマークし、それを計測します。
本番にあがってしまい、練習では問題なく走行していたのにコース上でスピンをしてしまうマシン、さっきまで問題が無かったのにレース開始直後に動かなくなってしまったマシン、緊張して思わずマシンに触れてしまって失格を宣言されて泣きそうになるチームもありました。
発電機が妙に重い!と思ったら緊張して指でギアを押さえながら必至に回していた、というエピソードなど本番の魔物が次々と選手を襲います。
そんななか、目を見張る走りを披露するチームも出てきます。
これらのチームは、創作指導会や補講以外にも集まってチームワークの猛特訓を重ねたそうです。 

 本番の重圧のなか、電動走行もゴム走行も、どんどん走行距離を伸ばしてゆきます!
全20チームによるレースは、あっ!という間に第一回目の走行が終わってしまいました!
走行が終わったときに、思ったようにマシンを走らせることができなくて大泣きしてしまう子も。
それだけ真剣にコンテストに取り組んできたのでした。
ここでお昼休み。お弁当を食べたらすぐにマシンの調整です。
お昼休みの後半30分は貴重な公式練習の時間です。マシンに小改良を加えて再車検を受けるチームもありました。
マシン展示場には、マシンとアイデアシートが展示され、来場者の投票を受付けます。

 午後1時。コース整備・点検を行なって、第二回走行、第三回走行を行ないました。
町田地区大会の最後のレースは、昨年の全国大会で金賞を獲得したメンバーがいるチーム対決になり、来場者の注目が集まります。
ゴム走行で「スタート!」の号令で同時に発車したと思ったら、20mのコース上でライバル心がマシンに乗り移ったような高速なデッドヒートとなり、観衆から歓声があがります。
最終レース終了後、会場内からはどこからともなく拍手が沸き起こりました。
全レースが終了し、計測したデータの集計をしている時間は、汗と涙のマシンが熱闘を繰り広げたコースを参加者が協力して片付けました。この黄色いコースは朝来たときとは違うものに見えています。
そして閉会式。

 今年の町田地区大会では、新チャンピオンが誕生し、昨年の全国大会出場メンバーが加わったチームが3位以下となる波乱に満ちた結果となりました。デザイン部門は夢あるユニークなマシンがトップの得票を果たしました。
大会が終了し、晴れ晴れとした顔で会場を後にする参加者も居れば、夏休みを懸けて一生懸命に取り組んだのに結果につなげることが出来なくて凹み切っている居る子もいました。
真剣に取り組んでいれば居るほど、結果の成否で感情が揺さぶられてしまいます。
この嬉しい経験、辛く悲しい経験が子供たちのこれからの良い糧(かて)となることを期待しています!
 

 

前週につづいて7月31日に、町田地区の第二回創作指導会を、町田市教育委員会の協力を得て、町田市教育センターにて開催しました。

 

 小中学校が夏休みに入り、ハイブリッドカー制作も本格化しました。
前回から1週間を経て開催した第二回創作指導会でしたが、目覚しい発展を遂げたマシンも多数あり、慌てているチームもちらほらとありました。
町田地区大会までまだ約1ヶ月ありますから、まだ挽回可能です!
  創作指導会の会場には、コース脇に壁がついた全長14mの本格的な試走コースが設置されました。
 

試走コースの壁に擦って止まってしまうマシンがある一方で、すでに壁対策をしているマシンもあり、「ガイドローラーをつけないと・・・」と、指導員にアドバイスを貰って改良を加える風景も見受けられました。
 

 コンパネを敷いたコースの段差に捕まって止まるマシンもあり、メンバーから「このマシン、段差に弱いよ〜」と、改良のヒントを掴んでいるチームも。
なかには走行スピードが速くて試走コースの継ぎ目で跳ねるマシンまで出て、指導員もびっくり!
今年の町田地区大会はハイレベルな争いになりそうです。
 試走コースで目を見張る走りを見せたマシンには、自分たちのマシンの改良のヒントにしようと見学者がたくさん押し寄せます。
 試走コースで走行中に壊れて部品が飛んだり、モーターが焼き切れたり、歯車の歯が欠けてしまったり、いろいろな不具合を経験してゆきます。
コースの継ぎ目対策、壁対策、壊れやすいところの強化、限られた競技時間で良い記録を出すためのヒントをたくさん得ることが出来た創作指導会になりました。
 

 外は雨模様で気温が低い一日でしたが、創作指導会の会場は目を輝かせて
マシン改良を頑張る子供たちの熱気で暑くなってしまいました。
(実は節電でエアコンを弱めに設定しているから?)
 最後は参加者で会場を片付け、終わりの挨拶をして、町田の創作指導会は終了いたしました。
町田の発明クラブでは、アドバイスが欲しいチームを支援するべく、補講を行なうことにしました。頑張れ!未来からの留学生たち!
 

 

 関東では台風が去った7月24日に、町田地区の第一回創作指導会を町田デザイン専門学校をお借りして開催しました。

この日は東京都立町田工業高校のクルマの専門家「マシンクラフト部」のお兄さんや先生も駆けつけて、参加者のマシン制作を手伝ってくれました。ありがとうございます!
 

 説明会から約1ヶ月、各自が高性能なハイブリッドカーを目指してマシン制作を行なってきました。一生懸命考えたけれどもアイデアが浮かばない!と苦しい気持ちで参加したメンバーもいました。
 今年の創作指導会では、各チームのマシンの見学から始まりました。
昨年のチャレコンを経験している数名の参加者は既にマシンの形が出来上がっており、今年から参加した子どもたちはびっくり!早速、自分たちのマシンに生かすべく、真剣に観察です。
 

 その後は、それぞれのチームでマシン制作。指導員にアドバイスを貰いながらマシンが徐々に形となってきました。
 

 会場の脇では、10mの試走コースが設けられました。このコース、ハイブリッドカーで渋滞するほどの大盛況で、ところどころで衝突事故が。。
 

マシンを走らせていたら、部品が壊れてしまいました。(泣)試走で壊れてしまった場所は、本番のレースでも必ず壊れてしまうので、入念に補強を施します。
 

 そんなこんなであっという間に時間がたち、創作指導会の終了時間はもうすぐ。
朝と同様に参加者で他チームのマシンを見学します。
 

朝はタイヤがついていたマシンも制作途中でバラバラになっているものもあります。
最後は参加者全員で会場を片付け、終わりの挨拶をして、町田の第一回創作指導会は終了いたしました。
 次は、第二回創作指導会です。
次回の創作指導会ではどんなマシンに仕上がってくるのか、指導員も楽しみです。

 

去る6月26日に町田地区ではチャレコン活動の最初となる「チャレコン説明会」を開催しました。
今年も町田駅から近い町田デザイン専門学校のご協力を得て開催しました。


町田地区では昨年のチャレコンに参加したメンバーもいますが、半数以上は今年初めて参加した人です。
ドキドキワクワクしながらの参加でした。
説明会では、地区大会事務局の発明クラブ会長からチャレコンの狙いや昨年の成果などの話があり、
そのあとは昨年の全国大会のビデオを見ました。
その後は配布された材料が揃っているかを確認してから、ハイブリッドカーの原理を学ぶ基本モデル
「ゼロ形式」を組み立てました。


 
ドライバーでネジを回したり、モーターのリード線をハンダ付けしたり、慣れていない作業に挑戦です。
 
多くの参加者がゼロ形式を完成させることができました。

 


会場には指導員が製作した試作車や、昨年の全国大会で金メダルを獲得したハイブリッドカーも展示されました。

 
自分たちのマシン制作の参考にするために、デジカメで撮影です。機構の動きを知るために動画で撮影する人もいました。
町田では、この説明会が終わるとそれぞれのチームが地区大会に向けてゼロ形式マシンの改良を始めます。
次の創作指導会は7月下旬。ゼロ形式がどんなマシンになってくるのか、指導員も楽しみにしています。
 

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