5月31日(土)、群馬県の高崎少年少女発明クラブと埼玉県のさいたま市少年少女発明クラブの交流活動が行われました。高崎クラブの皆さんは午前中さいたま市にある鉄道博物館を見学した後、さいたま市クラブの活動場所である産業振興会館を訪れ、さいたま市クラブ員およびその保護者と合同で工作活動を行いました。

●鉄道博物館●

2007年10月14日の鉄道の日に埼玉県さいたま市に開館。 鉄道に関する資料を見たり、模型やシミュレーションを使いながら体験学習のできる人気の博物館です。 (JR大宮駅より埼玉新都市交通ニューシャトル にて『鉄道博物館駅』下車徒歩1分)

さすが、鉄道博物館。入り口も改札仕様です。Suicaやpasmo、入館ICカードで入館! 出発進行〜♪
日本最大級の鉄道ジオラマ。スタッフの方の説明を聞きながら、色々な種類の電車の1日の走行の様子を見ることができます。みんなの知ってる電車も走っているかも!
ラーニングゾーンの2F・3Fでは、鉄道についての体験学習ができます。これは、車輪やレールを使うことで小さな力で物を移動することができるしくみを体験しているところ。
館内では駅弁の販売も。一部車両内に飲食スペースが設けられているので、旅気分に浸ることができます。
博物館の約半分のスペースを占めるヒストリーゾーンには、明治時代初期から現代までの実物車両35台が展示されています。中でも目をひいていたのが、大きな蒸気機関車。その汽笛は迫力満点。
いくつかの車両は実際に車内に入ることができ、当時の様子を体験することができます。

●高崎・さいたま市クラブ交流活動●

今回製作するのは、クリップや磁石を使ったモーターです。身の回りにある材料ばかりだけど、これでモーターができるのかな!?
さいたま市クラブ員の保護者の方々も加わり約60名の参加者がクリップモーター作りにチャレンジ。銅線のエナメルのむき方がポイントのようです。
最終的には、ほとんどの参加者がコイルを回転させることに成功!
モーター製作の後、ストロボの実験を見ることができました。高速で動いているモーターにストロボ光を当てると、あら不思議! コマ送りのように見えます。
会場にはさいたま市クラブのこれまでの活動の様子やクラブ員の作品が並べられていました。
最後にみんなで記念撮影♪ 秋にはさいたま市のクラブ員が高崎クラブに訪問する予定だそうです。

5月31日(土)から6月3日(火)にかけて、2008年OM世界大会決勝(Odyssey of the Mind World Finals)がメリーランド州立大学(アメリカ合衆国ワシントン)にて開催されました。

豊田少年少女発明クラブと刈谷少年少女発明クラブが日本代表として参加。豊田は今年で19回目、刈谷は5回目の参加となりました。

OM世界大会とは・・・・

『青少年の創造的思考と問題解決能力を高める』ことを目的とし1978年に始まった競技会で、第30回となる今回はアメリカ、カナダ、中国など世界15カ国から800チーム以上が集まり、チーム一丸となって課題に取り組みました。

●競技は・・・・

各種目ごとに、右記@〜Bの項目で得点を競います。
@ 長期課題
A @に合わせた寸劇
B スポンテニアス(その場で出される問題に即座に解答する)

総合で豊田クラブは43チーム中6位、刈谷クラブは11位になりました! とくに豊田クラブはBスポンテニアスでは1位に入賞しました!!

今回OM世界大会の会場となったメリーランド州立大学(アメリカ・ワシントン)広い敷地にビックリ! 開会式の様子。世界各国から集まったチームが一堂に会し、まるでオリンピックのよう! バルサでできた構造物が、どれくらいまでの重さまで耐えられるかという実験
刈谷クラブの寸劇。テーマは『浦島太郎』 豊田クラブの寸劇。テーマは『アリ王国の悩み』 日本チームは浴衣や鯉のぼりを持参し、バナーパレードベスト10に選ばれました!他のチームのメンバーとの交流を楽しんだ様子。
順位とは別に1番創造性を発揮したチームに贈られる賞のトロフィーです。
OM世界大会のキャラクター『オマー』は会場でも大人気。アライグマと思われます。 OM世界大会のもう1つの目玉が『ピンバッジ交換』。各チームが自分の国や地域の特色を出したピンバッジを持ち寄り、お互いに交換します。日本チームのバッジは大人気だったようです。

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