平成14年度(第43回)科学技術週間標語

 今年の科学技術週間の標語が決まりました。
 茨城県千代田町立千代田中学校3年竹村麻子さんが作られた「科学でひらく新世紀 地球のために みんなのために」という作品です。全国から文部科学省に寄せられた24,381点の作品の中から、最優秀作と認められたものです。すごいですね!
 以下、佳作の作品を紹介します。


科学する
心がつくるみんなの未来
秋田県 本荘市立鶴舞小学校
小林智里さん
調べて感動、見て感動、
体験すると、より感動

岐阜県 久々野町立久々野中学校
青松夕貴さん
世界中 科学の力で
手をつなごう

茨城県 水戸市立梅が丘小学校
河村栞里さん
ひらめき発信 科学で受信
さぐる心で交信だ

高知県 吾川村立吾川中学校
岡林宏恭くん
みんなの夢
のせて飛び立つ 科学の力
茨城県 日立市立多賀中学校
笹沼綾乃さん
すすんで体験
広がる科学の おもしろさ

徳島県 鳴門教育大学学校教育学部附属中学校
城屋敷志帆さん
未来の国 輝く世界に
科学あり

茨城県 本麻生町立太田小学校
大崎友輔くん
近未来 舵を取るのは
科学の子
福岡県 大牟田学園大牟田中学校
大塚達郎くん
しりたいな きらきらひかる
かがくのめ
東京都 練馬区立大泉第二小学校
藤田拓也くん
創り出せ 科学の力で
輝く未来
福岡県 大牟田学園大牟田中学校
桑野真由美さん

編 集 後 記
 日本人はロボットが大好きです。

 日本のロボットの夢・手塚治虫さんの「鉄腕アトム」のデビューから半世紀を経た今日でも、日本人のロボットへの愛情は変わっていないようです。

 昨年の「ロボフェスタ2001」も大盛況で、「ロボフェスタ関西」と「ロボフェスタ神奈川」とを合わせて56万人以上の来場者があったといいますし、ソニーのAIBOやホンダのASIMOも、たいそうな人気を集めています。

 また、今年の2月には、世界初の2足歩行ロボット格闘競技大会「ROBO-ONE第1回大会」が東京台場の日本科学未来館で開催され、七転八起で奮闘するロボットたちは、会場を大いに沸かせました。工場などで「働くロボット(たいてい、単純作業をこなすだけのアームのみの機械だったりします)」よりも、やはり男の子には「自在に動くヒューマノイド(人間型)ロボット」の方が、ずっと印象的なものですね。

 さらに今年は、人間のサッカーW杯にあわせて、ロボットのサッカー世界大会「ロボカップ2002福岡・釜山」も開催されます。今回からは2足歩行ロボットによる「ヒューマノイドリーグ」も加わり、一層おもしろくなりそうです。

 「ロボカップ」では、「2050年には人間のサッカー世界チャンピオンにヒューマノイドリーグのチームが勝つことが目標」ということですが、皆さんの予想は?48年後をオタノシミニ!

 近頃のクラブ員の皆さんの活躍を見ていると、50年もかけずに10年後か20年後くらいには、そういうロボットを作ってしまうような気もしてきます。もうすぐに新しい学年が始まりますが、この1年も発明クラブの活動に励んでくれることを期待しています。

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